運動中の心拍数は、効果的なトレーニングを行う上で重要な指標の一つです。
適切な心拍数を保つことで、脂肪燃焼や心肺機能の向上、筋力強化といった目標に対して効率よくアプローチできます。
今回は、トレーニングごとの目安となる心拍数をリサーチしました。
まず、有酸素運動(エアロビクス)における心拍数の目安です。
一般的に、有酸素運動では最大心拍数の50~70%の範囲を目指すと良いとされています。
最大心拍数は、「220-年齢」で算出でき、例えば30歳の場合、最大心拍数は190となります。
この数値を基に、95~133拍/分が有酸素運動中の適切な心拍数となります。
この範囲で運動を行うことで、脂肪燃焼効果が期待できます。
次に、筋力トレーニングの際の心拍数についてです。
筋力トレーニングでは、心拍数が有酸素運動ほど上がらないことが多いですが、それでも最大心拍数の60~80%程度を目安にすると効果的です。
特にインターバルトレーニングやサーキットトレーニングを取り入れる場合は、心拍数を意識してトレーニングを行うことで、筋力向上とともに心肺機能の強化も図れます。