まず体重の評価には一般的にBMI(体格指数)が用いられます。
BMIは体重(kg)を身長(m)の二乗で割って算出します。
日本人の場合、BMIが18.5~25の範囲内であれば「普通体重」とされています。
20代の場合男性の健康的な体重の目安は身長170cmで約58~76kg、女性は身長158cmで約46~62kgです。
この年代では代謝が活発なため、やや高めのBMIでも健康的と言えます。
30代になると、男女ともに代謝が落ち始めます。
男性は身長170cmで約57~74kg、女性は158cmで約46~61kgが目安となります。
この年代からは特に体重管理に気を付ける必要があるのです。
40代50代と年齢を重ねるにつれ、筋肉量が減少し脂肪が蓄積しやすくなります。
40代男性は170cmで約56~73kg、女性は身長157cmで約45~60kgが健康的な体重の目安です。
50代では男性が169cmで約56~72kg、女性が156cmで約44~59kgとなります。
60代以降は骨密度の低下や筋肉量の減少がさらに進むため、若い頃よりもやや低めの体重が望ましいとされています。